T-KIDS梅田のおだっちです!今日は「文章」について!
最近国語的な内容が多いですね!笑
今日は、実際におだっちが大人になって感じる、「国語の中でもここがすごく重要!」という内容を書きます。テーマは「表現」!
国語力で必要な力の1つ:文章での「表現力」
一般的な国語力!と聞くと、答えがある、漢字力とか、国語の点数などを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、
僕は社会に出て一番国語の中で一番大事と感じ、かつステキと感じるのが
「文章での表現」
です。
漢字力とか知識とかはその表現を増幅させるための手段であり、
根本には「表現」:相手に、自分の想いや主張を、伝える
が重要だと思っています。
社会人として、色んな仕事をする中で「自分の意見」「自分の意志」がある人は、活躍していたり、一緒に働きたいと思う人が多く、
と同時に、そういった「意見」「意志」があるけど、「伝えるのが下手」という人もいます。
不器用でも「伝えようとする」手段は違っても「伝える」ということが大事だと思っていて、その中でも「伝えるための文章」が、こと国語では重要だと思っています。
これから話す「文章力」で、すべての要素がないといけないわけではないですが、今日はそういった「伝える文章」「表現する文章」を分解してみようと思います!^^
現代の国語力:相手の心を動かす言葉 や、文章
大人になって感じることとして、
日ごろのメールなどで、「文章力」がすごく役立っています。
特にT-KIDSと関係してくださるみなさんとは「どこかで心がつながっている」と思っていて、それを「表現」したいと常に思っています。
そのため、
- 緊張しているかもしれない相手に対して、句読点や顔文字を工夫する
- 相手の気持ちを考えたうえでの言葉や、余白としての枕詞
- 必須ではないけど、あると嬉しい一言を添える
など、を日々自然と意識して「表現」しています。
文章は本当は自由なはずで、
「定型文」や「決まり」や「硬い文章」も、
それを使うべき時とそうでない時があり、使い分け次第だと思っています。
それ以上に大事なのが、文章に人柄を出したり、個性を出すことができ、まさに「表現」であると感じていて
これからの時代、「相手に伝える表現」としての文章が大事だと感じています。
現代の国語力:読み手のことを「想像」する優しさ
「文章は誰のために書くのか?」
これは、数年前から書いているアーティスト向けブログを執筆する際に、常に意識していました。
アートのブログだと、つい自分の意見も強く入れがちです。
文章というのは、そういう「主張」に使うことも多いです。
だからこそ、どこかの誰かの意見とは対立する可能性もあります。
その時に
- 自分と反対意見の立場の人はどう思うか?
- 自分の発言に、不適切なことや、事実にそぐわないことはないか?
- 確かなことは事実として言い切っていいが、不確かなものはしっかりと「主張」「一個人の意見」であることは伝えられているか?
- 「あくまでも一個人の意見です」などの配慮があるか?
など、
1.様々な読み手を想定して
2.その人たちも納得したり、腹落ちしたり
3.かたやアンチの人も腹を立てずに冷静に議論ができる
ような配慮があるかどうか、も文章力の大事なポイントとなります。
そして、実際に読み手を意識して発信すればする穂と
- より多くの思想の人へ配慮ができる
- 自分の発言を正確に伝える(誤解の内容に)
- 事実と主張を分けて伝える
等が自然と身につくと思っています。
こういった配慮は、強制するものではないですが、そういった配慮の中に、人柄や魅力も現れると思っています。
それぞれの配慮のスタイルがあってと思いますが、そうった配慮も、文章で「表現」することが、文章を扱う上で、大事だと思っています。
いろんな経験をし、色んな人と会うことで、文章は「優しくなれる」
「●●人って、▲▲だよね~」というイメージってありますよね!
例えば「日本人ってまじめだよね」とか、「フランス人ってプライド高いよね」とか。
これは「ステレオタイプ」と言いますが、
実際まじめじゃない日本人もいるし、
ちゃらんぽらんでプライドのないフランス人もいます。
そして、これは特に、その国の友達とか、その国の人と話したりすると、このステレオタイプがいかにファンタジーであるか、がよく理解できます。
人間は「知らない」ことに対しては「決めつけ」をしたり「批判」をしがちですが、
いざ、身近にそういう人がいたり、「想像」ができると、優しくなれます。
これは国語力、文章力につながると思っていて、
色んな人と話をし、決めつけず、いろんな経験をしたり、色んな所に足を運ぶ。
こうしたことが文章の「優しさ」にも出ると感じています。
自分の「意見」「想い」を文章にする
僕が小さいころ、父親がよく
・本を読んで要約する
・夏休みなどに作文
などの課題を勝手に出してくれて、家の中でしてくれていました!
今でも自分が作文で書いた「巨大なクジラを探す話」などは、自分で書いた文章から塑像した情景を思い浮かべられます。
作文まで行かなくとも
・日記をつけ、そこに意見や感情も入れる
・物語をかく
など、自分の「意見」「想い」を文章にする機会は、遊び程度で入れていくのもいいかもしれないですね!
文章力を鍛えるための、発信
現代では多くの発信をする中で、チャンスが巡ってくることがあります。
その時に、
- 人への配慮
- 人の心を動かす
- 自分の意見を言葉にする
- 正確に伝える
などの要素があると、その先もすごく生きやすいと思っています。
そのために、
- 日常での発信
- 少し意識して意見を出す機会
等を活用しながら、上に書いたことなども意識するといいかもですね!
学校でも少しずつ自分の意見を出すような文章が求められてきていると思いますが、欧州の学校などに比べるとまだまだ少ないです。
周りを立てることができるのは日本人の良さでもありますが、
自分の主張を表現できないのはこれからの時代は苦しさを感じると思います。
文章に限らずですが、「意見」「主張」を言う、発信する、文章化する、言語化する、は今後に向けて自分を楽にする力だと思っています!^^
感性を使って、国語で表現をする国語の授業
そして、T-KIDSで実施している矢萩邦彦先生により「探究国語」ではまさに
国語を使って自分の想いを表現したり
ニュースなどのメディアを分解して、
国語力を養ったり、情報の真偽を見極める能力を養います。
織田が受けてきた授業の中で、大人でも役に立つような力が内包された授業だと感じています。
- 自分で物語のタイトルをつける
- 自分の言葉で表現をする
- ニュースを見てそのニュースの背景を考える
- 日本の古典から、日本人の思想や文化を学ぶ
- ニュースから、日本の立ち位置、外国の文化を学ぶ
などなど!
もし今回の記事で「国語、いいな!」と思っていただいた方はぜひ体験で受けてみてください!^^
探究国語・探究リベラルアーツの体験受講はこちら
探究国語については、こちらから体験を受けられます!
(小4、もしくは国語の得意な小3から受講できます!)
小5以上の探究リベラルアーツの授業はその応用編!これとか、もはや大人が受けた方がいいと思っています!もう本気で最高です!
ということで今日もこの辺で!^^
スクール長が「面白い!」と思ったものだけ!T-KIDSの習い事一覧はこちら
余談:返事が来るのは1か月後!?昔の電報
僕のおじいちゃんは現在91歳。
珍しく23歳の頃にイランに、商社の駐在員として綿花の買い付け屋として行っていたらいいのですが、その時の連絡手段は電報。
文字数が限られており、日本に送るのに2週間。
日本から返信が来るのはそのさらに2週間後(電報を出してから1か月後)。
何かミスをしても、上司に報告して、怒られるのは1か月後(笑)
あと、何かを送るにしても、
限られた文字に何を込めるか、すごく悩みますよね!笑
時代は進み、電話や手紙も出てきて、
それでも電話は電話代が高かったり、手紙も何日もかかる。
そして現代では、毎日のようにSNSでやりとりができる!
そして誰もが発信ができる時代になりましたね!
ただ、「発信の重み」が低くなりがちではあるものの、
「相手のことを想像する」ことで、
絵文字を入れたり、言葉を選んだり、
日常のLINEなど、細かなやり取りの中でも学ぶことができると感じています!^^
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