織田がT-KIDSで授業をしていて、
特にアートの時間は
"自由にさせすぎてるかな?"と
自分でもたまに思うけど、
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でも"したくないことさせてもなー"(特にアートは)
と思い、
"面白い"
と僕が思う提案は続けるけど、
基本は生徒本人に任せてるし、
ゴッホのお題の時にゴッホを描く必要はないと思ってる。
むしろ、そのお題を超えて、やりたいことがある!というのはすごいことだと思う!
こどもの やりたくない の理由は何か?
やりたくない、かも色んな理由があります。
大事なのは、先生も生徒もそれを対話から探り続けること。
- お題が好きじゃないのか?
- 先生の伝え方が面白くないのか?
- 難しすぎるのか?
- 予定調和に感じるのか?
- 気分が乗らないのか?
- ただの甘えなのか?
気がのらないからやりたくない、ということもあると思う。
それを無理やり"きがむくようにする"が必ずしも正解だとは思わない。
大事なのは、"なんできがむかないのか?"を考えること。双方で。
子供も大人も"やりたいかどうか"対話する
"なんで●●なの?"という質問をしながらも、
なかなか対話をし終えられない場面って日常だと結構あると思います。
次第にその"なんで●●なの"が"質問"ではなく、"命令"になってることもあると思います。
日常的に、全てじっくり対話する、というのは、難しかったりもしますよね、、、!
だからこそ、おだっちの授業では、それをしっかり"質問"として、聴き続けます。
生徒もそれを"命令"ではなく"回答の余地がある"と思うことで、しっかり考えるようになる、と信じています。
気が向くようにするのが正解?
ここで少し話が変わりますが、
きがむかない けど きがむくようにする
のができるのは、プロの条件ではあると思います。
ただ、それ以前に
"覚悟"
という本人の決意が前提にあることが重要だと思っていて、
"プロ"というのは、心の底から出た覚悟が前提だと思っています。
だから、本当にそれをやりたいのか?覚悟はしたか?などを
対話して双方で考え続けることも、
"個性発揮"を"言い訳“で終わらせない、大事な点だと思います。
決めたことはやり切る努力を。
でも、それでもやりきれないなら、反省と、また次のトライを。
高度経済成長も終わったので、正解はもうありません。
みんなが決めつけすぎずに考え続ける社会になればいいな、と思います!
子供がハマらない時のスタンス
おだっちの授業では、
本当はもっとメチャクチャをしてもらいたいんだけど
場所の関係で制約はかかることが多いから、
むしろそこがもどかしい。
そこは織田のまだ未熟なところなのかもと思う。
もっと個性を発揮できる場にしたいね!
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あとは、
その子にその時、ハマらない時は、
- 内容の難易度
- 具体度
- 粒度
- 身近な例え
の調整をしながら伝える工夫をしながらも、
織田が
どうしても少し難しめのことを与えることが多いから、というのもあるんだけど、
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その時常に織田のスタンスとしては、
"それしててもいいけど、おだっちのも面白いと思うから、もし興味湧けば、聞くといいよー"
"おだっちの授業に来たくなかったら別に来なくてもいいよー、お月謝もったいないし"
とフラットに伝えています。
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別に否定しているわけではなくて、
本当に、"したい""したくない"を自分で決めながら、
とはいえ"決めつけすぎずに考えてね"
というスタンスでい続けてる。
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自由の森学園、という学校
そんなことを考えている中、
実はおだっちのお姉さん(ガラス作家)が通っていた
自由の森学園のこの記事
校則なし、テストなし、授業中にギター弾く...星野源を生んだ「自由の森学園」のユニークすぎる教育方針! (2017年1月27日) - エキサイトニュース
を読みました!
改めて、
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"教育は、思想"
"教育は、それぞれのスタンス"
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正解などとかじゃなくて、どの道を信じるか?
だということを
改めて背中を押してもらえたきがします。
- モンテッソーリがいい人もいれば
- 受験がいいという人もいれば
- レッジョのようなものがいいという人もいれば
- 海外思考がいい人、
- 探究がいい人もいる。
- そういう区分けなく流動的なのも大事だという人もいる。
色んな学校、色んな選択肢、でも日本はまだまだ
最近は色んな学校が出てきましたね!
ただ、日本は学校設立がしづらい国であり、
フリースクールの助成金も少ないため
まだまだこどもちの、選択肢は少ないと思い、
それがT-KIDSをしてるりゆうでもあります。
それが故にT-KIDSを広くいろんなところに展開もしたいと思っています。
(オランダは多国籍で治安もいい。その理由の一つとして、学校設立の自由があり、様々な形の受け皿があるからだと思っています。)
(関連記事)オランダのインターナショナルスクールに関するエピソード記事はこちら!
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先生がまず個性を発揮することから
それを踏まえるとやっぱり、
こと織田の授業の中でも、
織田が周りと同じようなことしてても意味ないなーと思います、
僕は僕にしかできない授業を
僕が心から良いと思う授業を、高めながら続ければいいんだ、と思わされました!
僕とかは特に、台湾生まれでオランダ育ち
結婚してから会社辞めて旅立て
色んな人に批判されながらも画家をして
みたいな生活を選んだぐらいなので、
あるくくりではマイノリティだと思いますし、
マイノリティでい続けたいと思ってます。
そして、そのマイノリティな部分というのは、個性になります。
だから、僕にしかできないことを。
マイノリティだからこそ、マイノリティのためのものを?いや、それがマジョリティのためのものにもなるかもしれないけど、
とにもかくにも、他の人と違うことを、
ホンネでやることかなーと思っています。
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生徒たちも、実際、ハマれば本当にいいもの作ってくるし
いい意見がたくさん出るし
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織田もやりたくないことはやりたくない人だから、
同じ立場でフラットに続けていきたいな、と思う。
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個性と向き合う癖をつけて、
やりたい!が、なんでやりたいのか、
やりたくない!が、なんでやりたくないのか、
それを自分で考え続けることは、
大人になっても感性殺さずに済む大事な癖になると思っています。
そんなおだっちの授業は2種類!
自分と対話し、考え、学び、創るアート探究
アートを通して、描くだけでなく、
考えたり
"そもそも"を学んだりする
(自分で予算内で画材を買う場面)
絵を好きな子や考えるのが好きな子が交わって、
絵を描きながら生きる知恵をつけられるアート探究!
梅田 月1回 日曜日10:00-12:00
江坂 月2回 水曜日16:30-17:30
単発、オンラインも不適で実施!詳細はこちら
算数の"おもしろい!"を見つけ、表現するおしごと算数
あとは算数好きも算数嫌いも、
算数の面白いところを、職業の擬似体験を通して学べるおしごと算数!
(紙だけでタワーを作る「建築家」編の様子)
(コンビニ店長になりきって、ニュースをもとに仕入れをし、利益を出す、「コンビニ店長」編)
梅田:毎週金曜日 16:15-17:15
江坂:毎週木曜日16:30-17:30
どちらも梅田や江坂でやってるし、
本当に面白いと思うので、ぜひ体験にきてね!
他の授業はこちら♪