コロナになって、5Gになって、動画の教材が増えてきていますね!
今日もスクール長のひとりごとですが、
このタイミングだからこそ「動画とは?」を考えていて、そのメモです!
結論としては
「動画学習は使い方によっては着火剤や補助教材程度がいいんじゃないかな?メインにしてしまうと、効率も質も落ちると思う!」というお話です!^^
そして今回の大前提としては、
「正解のある問題なんて早く終わらせちゃって、
体験・体感、ワクワクすること・答えのないものに時間を費やそう!」
という考え方から書いています。
僕が習い事の先生をしていて思うのは、
「賢いなー」と思う子で、絵本なり何なり、本を読んでいる子、多いです。
(本を読んでなくても賢い子もいます!
体験・体感が多い子も賢い子が多いと思います。)
得られる情報量や自学の量が多いのかな?と思います。
そして、こと本から情報を得るためには「国語力」は非常に大事。
国語力は、文字だけでなく、会話などからも自分で学ぶ力を高める大きなツールの1つだと思っています。
(学校の「国語」とは少し意味合いが違いますね!)
ただ、大前提として、これは「全員がこれができないといけない!」という話ではなく、個性に合わせて得る能力は変える方がいいと思っています。
楽しく「国語力」を学ぶには?についての過去記事はこちら!
座学で受動的な動画学習や授業の使い方を考える
「正解がある勉強」に対しての見方がだいぶ変わってきた現代。
そう言った「正解」は今やネットでゴロゴロ転がっていますし、あえて学ぶ必要性がかなり低くなっていると感じます。
ネットにあるなら、読んでしまえば、その答え自体は数秒〜数分で学べてしまいます。
でも授業や動画だと、ほしい情報の取捨選択ができないし、時間もかかる。
受動的に、動画や授業をメインに勉強するのは効率が悪いと思っています。
動画学習の注意点:情報量が多い=良いとは限らない
動画とかって情報量が多いようで、実はその「情報量が多い」にかまけて、
動画が出せる情報量をフルに使えていないものが多いです。
自分の欲しい情報だけをとりに行くこともできないため、いらないものを長く聞いていることも多いです。(その「余白がデザインされている」動画ならいいけど)
「これなら音声だけで良い!」
「これなら文字だけ良い!」
と思う動画もあります!
情報量が多い分、発信の際の工夫の必要も多くなります。
だから動画は質のムラがすごく激しくなります。
そうなれば、無駄な雑音や雑念が多いだけになり、その場合は必ずしも動画学習が良いとは限りません。
学習に動画を取り入れる場合、
早く本当に学びにつなげたいのであれば、
見る動画を選ぶことがすごく大事ですし、
その後にアウトプットや一緒に学ぶ仲間作りなど、
動画の後の学びがデザインされていることも、教材や授業を選ぶ際のポイントだと思います!^^
「楽しむため」なら動画学習も、いい!着火剤!
今までは、「効率」という面を多めに考慮して「勉強が嫌なら、早く終わらせちゃえば良い」という発想や、動画の質を問うというお話でした!
ただ、人によっては
読む力がある子もいれば、ない子もいるし、
そもそも読む楽しさを感じない子は、別に無理にその脳力伸ばす必要もないと思います。
動画が楽しくて、それが一番学べる!というのであれば、それは動画ならではの良いポイントなので、そういう学び方もありです!^^
なので、どんな教材にせよ、その子が「能動的に」」「楽しく」して、個性を伸ばせることが、大事だと思っています!^^
動画学習は、着火剤や、補助教材
またまた「効率」を多めに考慮したの面から話します。
文字を読むのが好きならば、読むが最速!
動画は補助教材程度で良いと思っています!
文字じゃわからなかったり、実際に観に行くのが困難なものを見るためのものとして動画は、
- 人の言葉で丁寧に説明されている
- 映像で説明されている
- 動きを見せるジャンルでの説明(天体の関係など)
- 繰り返し聞いて理解を深める
などであれば、動画学習は有効だと思っています。
ポイントは、「ただ動画を流す」を見るのではなく、
いかに「能動的に学ぼうとしているか」で、そのための
- 火を付ける
- 2D静止画・文字じゃわからないもの
などの補助剤や着火剤。
そこからより学ぶには
- その子のアウトプットや発信・創作
- 現地現物の体験
- 疑問に対して考えたりし食べたり
- 専門家との会話、話、出会い
につなげることが大事で、動画はメイン教材ではなく、その入り口や補助であるといいと思っています!
動画学習のおすすめ:ながらで、2倍速で動画を見る
速読をすると、脳の情報処理力がその速読用にチューニングされる感覚があると思います!
動画も同じで、1倍速で見るより、2倍速で見た方が学びにはつながるし、脳の処理訓練にもなると思います。
これは子供たちようにはなるかわからないですが、
織田はTED TalkやBBCラジオを2倍速で、作業中に聞いています!
好きなジャンルから、ひたすら流し聞き。最新のテクノロジーの話なども!
おすすめです!
国語力が自学につながる:動画より、読む方が早い!
長々と動画と文字と体感の話をしました!
そしてここからは「文字からの学び」の例!
個人的な話で申し訳ないですが、僕の妻が塾に行かずに国立の大学に入学しています。受験をしたことがなく、オランダで育ったスクール長からしたら想像がつかないことなのですが、彼女曰く、「読んだらわかるから」でした!
他にも「この人賢いなー」と思う人で、「読めばわかる」派の人はよく会います。
(何度も言いますが、この「読む力」がその人に合う能力かどうかは別途判断が必要と思います。)
読むことによる自学はそれだけの学びもできちゃうのか!と思い、読むのが好きな人や考えるのが好きな人には、
文字からの情報取得について、ぜひ一度考えてみて欲しいなーと思うんです!^^
読むのが好きな子や、思考するのが好きな子におすすめ!
こと他の教材味あるかもしれないですが、僕は、僕が体感したものしかおすすめでいないので、T-KIDS内の話になりますが、
探究国語の授業は、読んで考えたり、思考するのが楽しい、
そういった子には本当に楽しい授業ですよ!^^
探究国語の授業はこちらから体験できます!
小学6年生以上の方はこちら!^^
今日書いたような国語の応用として、教養を身につけるリベラルアーツ!
これも、本当に大人全員に受けてほしいと思っちゃうぐらい最高!
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(ちなみに)大学に行くかどうかは、考えて、選択すべき
正直織田は、大学に全員いかなくてもいいと思っていいます。
いったらいいと思う人もいますし、織田はいきたい美大があります。(ロンドンに)
でも大学に行くためのその学費分のお金は、
- 大学に行くのか、
- それともそれを使って何か自分で始めるのか
など、選んだ方がいいと思っています!
どこかにインターンで入って実践して、やりたいことができたらそのお金で先行投資して事業などするか、
インターンで実践して働いたり、
働いて出てきた気になる専門的なジャンルを、仲間や教授と一緒に学びたいなら、大学もありだと思います!
どいうことで今日はこの辺で!^^
スクール長が「面白い!」と思ったものだけ!T-KIDSの習い事一覧はこちら